戦後70年

Posted by in 未分類, on 2015-08-10

毎年静かに平和のありがたさを感じるこの季節、今年は戦後70年の節目で、安全保障関連法案が先月衆院で可決されたことも合わさって、戦争当時について、また安全保障についての出来事が大きく報道されています。

二度とあのような悲劇は起きないことを願うのは皆同じなのですが、それを実現する手段が違うため大きな議論となります。いろんな考え方、見方が、過去の事例や未来の想定からどのように導きだされるかに関心がありますが、ある特定の事象だけに閉じて集中的に議論することには、あまり実用性を感じることができません。
点でなく線として、少なくとも明治から現在までの時間軸で、世界の勢力争いがどのように推移して、その中の日本はどういう位置づけだったかを、背景において考えるべきと思います。この延長に未来があると思うからです。

いろんな意見があるのはいいのですが、視聴率をとるため、新聞・雑誌・本を売るため、Webアクセスを稼ぐため、反対勢力を打倒するための煽り情報には注意しています。
最近の世界情勢は、私もいろんな本を読むようにしていますが、複雑怪奇でどのような安全保障の考え方が正解なのかよくわかりません。(実際一市民が手に入る情報なんてかなり限られているし・・しかし一番気になっているのは、核兵器が使われるハードルが下がってきているのではないか、ということ) 少なくとも、簡単に物事を決めつけたりすることはないよう、深く考えるよう心がけています。
実際複雑すぎて、たとえ意見がまとまったところで、まったく想定外のことが起きてしまう可能性もあります。それでも多くの人ができだけ実用的で質の高い議論を冷静にすることが、情報の精度、判断の精度を高めることになるのではと思っています。

9日日曜日、NHK「ダーウィンが来た」でライオンの弱肉強食の世界、力の弱いものは強いものにすべてを奪われる様子を見ていました。(正義なんてない) 現在、戦争がなくならないのも、人間も同じ動物としての本能をもつからなのかもしれません。しかし他の動物にない知性は、これを克服するものと信じたいです。